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私的・すてき人(してき・すてきびと)

「 人のやらん事をやりたい、これが僕の原点 」

■File.017 レストラン「カンティーナ」 オーナーシェフ
               竹中 信広(たけなか のぶひろ)さん
                                                                <大阪府大阪狭山市在住>


1958年生まれ、兵庫県尼崎市出身 辻調理師学校卒業
神戸・北野のイタリアンレストラン「ベルゲン」へ  
心斎橋の老舗レストラン「アルバ」などを経て、11年前狭山に
イタリア料理「カンティーナ」を開店

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オリーブオイルにピッツァ、チーズ・・・イタリアンと言えば濃〜い料理を想像しがちだけど、この店では和食党のご年輩層にも楽しんでもらえるよう、軽くて繊細なメニューが揃っている。そしてその料理をを作ってるシェフの素顔はというと、ちょっとうす味のしょう油タイプ!「人生いつも、いきあたりばったりで・・・」とテレ気味なとこが好感度バツグンなのか、ランチに通う主婦らの間で結構ファンが多いそうな。


◆ 人のやらん事をやりたい

エッ!あいつがシェフになるん!?と、友人を驚かせたくて料理の道に進んだというオモシロイ人。
「人のやらん事をやりたい、これが僕の原点なんです」
で、辻調に進んだものの「日本料理は厨房が寒いでしょ、僕寒いのはちょっと・・・」。で、フランス料理にしよとレストランに勤めるが「空気が合わんのですわ。甘えたやから、上下関係厳しいのイヤで」と、なんだかちょっと情けないエピソードを笑いながら軽〜く話すとこが、これまた主婦のハートをくすぐるのか・・・。
とにかく当時は珍しかったイタリアンレストラン、神戸の「ベルゲン」で働くことになり、導かれたようにイタリア料理にのめり込む。

◆ 素材の味で勝負


住み込みでイチから修業した「ベルゲン」、そして素材を生かす大切さを知った心斎橋の「アルバ」・・・と有名店のシェフを経て、“ワイン蔵”という意味のレストラン「カンティーナ」を開店。
ソースも石釜焼きピッツァもパンもぜ〜んぶ手作り、さらに旬の材料をタップリ使った季節のパスタなど「手ごろな値段なのに美味しい」と口コミで人気に。

「どれだけ素材の持ち味を、引き出せるかが勝負。見かけにとらわれない、でも食べるとサプライズを感じてもらえるような、そんな料理を作りたいんです」
そのためには「お客さんが何を求めてるのか、耳を傾けんと」と、厨房から出て会話に加わることも。さらにお客さんとのタケノコ掘りなど、おもしろイベントもいろいろと企画。「長く愛されるのはほんとに難しいこと。この狭山でず〜っと店が続けられる、それが僕の夢なんですわ」




 


                              <2006/04/20 取材・文/花井奈穂子 撮影/小田原大輔>


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